小型で軽量なのにパワフルなボリュームのアラームで紛失物や落とし物の場所を教えてくれるTile PRO(タイルプロ)。
Tile PRO(タイルプロ)は世界230の国と地域で展開されている米国シェアNo.1のスマートトラッカー(スマートタグ・忘れ物防止タグ)です。
Tile PRO(タイルプロ)の主な特徴はこちら↓
- 通知音が大きい
- 電池交換が可能
- 通信距離が最大90m
- スマートスピーカーと連携
使ってみて一番感じたのは通知音のボリュームの大きさ。
とにかく音がデカイ!
鳴らしてみるとビックリ!
近くで聞くとけたたましく耳をつんざくようなボリュームです。
個人的には火災報知器と変わらないようなうるささ!
これなら布団やクッションの隙間といった音を遮断してしまうような室内での置き忘れ、屋外での忘れ物や落とし物も大きな音で気付くことが出来そうです。
目次
Tile proで出来ること

音を鳴らして場所を知らせてくれる
TileシリーズのスマートタグはBluetoothの接続範囲内にあると、アラーム音を鳴らしてスマートタグがある場所を教えてくれます。

前述した通りかなり大きなアラーム音であり数値化すると約128dbとのこと。
参照:Tile公式サイト
ちなみに120dbで飛行機のエンジン近くと同等の騒音だそうなので、かなりのボリュームということになりますよね。
これならば室内は勿論、外出先で紛失物を探す際にも見つけやすいですね。
アラーム音のボリュームは変えられるの?
通知アラームのボリュームはTileを鳴らし始めた時でないと調節が出来ません。
Tileで探索をはじめると最大ボリュームで通知アラームが流れ始めますが、スマホ画面で無音・中・大といように3段階の大きさに調節することが出来ます。
あなたのスマホで探し物を見つけます。あなたのTileがBluetooth®の範囲内(約30m)にある場合は、大切なものが見つかるまで大音量で鳴り続けます
参照:Tile公式サイト 使い方
公式サイトにもこのように記載されているのでTileは大音量でアラームを鳴らすのがコンセプトなのかもしれませんね。
アラーム音は8種類から選択できる
Tile PRO(タイルプロ)の呼び出しアラームは8種類の音色から選ぶことが出来ます。
どちらもピピピといったようなアラーム音というよりもメロディです。
ガンガンの大ボリュームでTile PRO(タイルプロ)の居場所を通知してくれます。
アラーム音の変更方法
Tileのアラームメロディーは簡単に変更することが可能です。
まずTileアプリを起動し、Tileのイラストが描かれているスペースの右上にある3つの・をクリック。

表示された詳細ボタンをクリックします。

通知音をクリック。

8種類の通知音一覧が表示され、画面上部の再生ボタンを押すことで実際にメロディーを確認することも出来ます。
気に入ったメロディーを選び保存ボタンを押すことで設定へ反映されます。
スマホの場所を教えてくれる
外出しようとした時にスマホが見つからない!なんてことは誰しもが一度は経験したことがありますよね。
そんな時はTile PRO(タイルプロ)のロゴを2回押してみましょう!

するとマナーモードにしてあるスマホでも大音量のアラームを鳴らして場所を通知してくれます。
最後に検知した場所を記録してくれる
Tile PRO(タイルプロ)はスマホと連携してアプリを使用するスマートタグです。

Tile PRO(タイルプロ)とアプリが最後にBluetoothを使って通信した場所を記録してくれます。※アプリをバックグラウンドで起動し続ける必要があります
落とした場所や位置が把握できると探し物がしやすいですよね。
世界最大のTileコミュニティが探索に協力してくれる
世界中にいるTileアプリユーザーが、Tileコミュニティーとなって協力しあって落とし物を探すことができます。
世界最大級の落とし物コミュニティーを構築しているため、「探し物」の近くを他のTileの利用者が通るとアプリで場所をお知らせしてくれます。


Tileを紛失してBluetooth圏外となった際、Tileから出ている電波をTileアプリを起動している他ユーザーが受信することで、その位置情報をTile紛失者に匿名で紛失した場所を教えてあげることが出来ます。※個人情報が他のTileユーザーに渡ることはありません。
スマートスピーカーと連携ができる
Tile PRO(タイルプロ)はスマートスピーカーと連携できます。Tileアプリを連携することで、更にTileをもっと便利に活用できるようになります。
Tileに対応しているスマートスピーカーはこの二つ。
- Amazon Echo
- Google Home
スマートスピーカーでできることは主に3つあります。
- Tileを鳴らす
- スマホを鳴らす
- Tileが最後に検知した住所の読み上げ
朝の忙しい時間にスマホを見つけたい、鍵が見つからない、財布が見つからない場合など、声だけで探せるのは手軽でいいですよね。
ちなみにAmazon Alexa、Google アシスタントでは、それぞれでTileを発動させるワードに違いがあります。
Amazon Alexaに話しかける

- Tileを鳴らす
- スマホを鳴らす
- Tileが最後に検知した住所の読み上げ
「アレクサ、タイルでカギを鳴らして」
「アレクサ、タイルでスマホを鳴らして」
「アレクサ、タイルでカギの場所を教えて」
「タイルを鳴らして」 や「タイルを使ってスマホを探して」では正しく反応しないので注意しましょう。
Google アシスタントに話しかける

- Tileを鳴らす
- スマホを鳴らす
- Tileが最後に検知した住所の読み上げ
「「OK Google、タイルを使ってカギを鳴らして」
「OK Google、タイルを使ってスマホを鳴らして」
「OK Google、タイルを使ってカギの場所を教えて」
Tile PRO スマートタグ gpsは搭載されてるの?
Tile本体にはGPSは搭載されていません。
位置情報はスマホとTileが最後に接続した場所を記録されるためスマホで場所を確認できるようになっています。
Tile PROは共有できるの?
TileはTileアプリをインストールしてあれば他のスマホでも共有して検索をおこなうことができます。
Tileアプリを起動し、Tileのイラストが描かれているスペースの右上にある3つの・をクリック。

表示された共有ボタンをクリック。

共有したい相手のTileアカウント(メールアドレス)を入力し、共有ボタンをクリックすると共有が完了します。
Tile PROのスペック

Tile PROのスペック
サイズ | 42.0×42.0×6.5mm |
---|---|
重さ | 12.8g |
カラー | 2種類(Black、White)WhiteはWEB限定カラー |
通知方法 | アラーム音 |
通知音 | 8種類 |
使用電池 | リチウム電池(CR2032) |
電池残量確認 | × |
バッテリー交換 | 可(約1年) |
有効範囲 | 90m |
Tile proとTileシリーズの違い
tileには複数のタイプがあり電池交換の可、不可、サイズや重さ、通信距離などに様々な違いがあります。
品名 | TILE MATE電池交換版 | Tile Pro電池交換版 | TILE MATE | TILE SLIM | TILE SPORT | TILE STYLE |
---|---|---|---|---|---|---|
サイズ(mm) | 35×35×6.2 | 42×42×6.5 | 34×34×4.65 | 54×54.0×2.4 | 40×40×5.9 | 37.5×37.5×5.9 |
重量 | 7.5g | 12.8g | 6.1g | 9.3g | 15.0g | 11.0g |
電池交換 | 可能(CR1632) | 可能(CR2032) | 不可(約1年使用可) | 不可(約1年使用可) | 不可(約1年使用可) | 不可(約1年使用可) |
通信距離 | 最大45m | 最大90m | 最大30m | 最大30m | 最大60m | 最大60m |
音量 | 119db | 128db | 88db | 82db | 98db | 98db |
ストラップホール | あり | あり | あり | なし | あり | あり |
Tile pro スマートタグ対応機種
iOS:iOS 10以上、Android:Android: Marshmallow (6.0.1以上)、Android:Android: Marshmallow (6.0.1以上)、Nougat (7.x以上)、Oreo (8.x以上)
Tile proスマートタグの電池交換
Tile proはボタン型電池CR1632を使用しており、電池交換をおこなうことが出来るスマートタグです。

バッテリーの蓋を押さえながらスライドさせます。

クリップ等でバッテリーを外し、新しいボタン型電池と交換してください。
Tile proの評価
Tile proは外出先などでの紛失物を探すのに最適な大ボリュームのスマートタグでした。
有効範囲が90mとスマートタグの中でもトップクラスといえる範囲の大きさなので、出先で鍵や財布、スマホ等を置き忘れることが多い方にはオススメにはピッタリだと感じました。
しかし、そのボリューム大きさから屋内、特に家の中での探し物を目的とするには音が大きすぎてうるさいという点がどうしても気になってしまいました。
私自身、音に敏感なタイプで大きな音が苦手なので、室内やカバンの中で見つけたいものがあっても躊躇してしまうところがあります。